~血統ウェーヴ~

直系統に囚われない血統解釈で競馬の本質に迫る

何故◎を打てたのか?

日曜中京3Rで最低人気のメイショウマンサクが差し切り、単勝万馬券を演出した。

この時、私は自己分析の為の予想シミュレーション機能(POG-INFO)で当馬に◎を打っていた。

この記事は、POG-INFO管理人様より「何故◎を打てるのか?」というお褒めの言葉に応えるものであり、出来る限り、その当時の思考を再現したいと思う。

 

まず予想時間だが、恐らく1分弱だったと思う。

当予想機能の締め切りは発走時刻10分前が厳守で、直前にならないとスイッチが入らない自分にとっては3場開催ともなると特に忙しい。本来ならば、1分弱なら予想の送信は諦め、リアル馬券の検討に入るところだ。

 

しかし、この時は違った。

 

前日の中京最終レースで、同D1400m戦において最低人気のロイヤルパールスが勝ち切っていたからだ。本馬はマツリダゴッホ(2003)産駒であり、当コースに2003年産種牡馬の産駒の適性が高いことは認めつつも、あまりにも近走成績がズタボロで手が出なかった。

 

「今週に限っては余程トラックバイアスが大きいな...」

 

という前日の意識が残っていたので、2003年産種牡馬の産駒を見つけ次第、細かいことには目を瞑って◎を打とうと決めてかかったのだ。

 

メイショウマンサク

メイショウサムソン(2003)

 

出走馬からこれを探し出すのは10秒とかからず、更に運の良いことに該当馬はこの馬だけでその分析に集中できる。

 

「前走最下位か...」

とは言えD1800m戦だったからノーカウントでいい。

デビュー戦は今回と同条件で1.3秒しか負けてない。この時期の未勝利戦、特に3場開催ならば他馬とそれ程力差があるとは思えない。

 

「休み明けか...」

成長期の若駒だ。体重増が好ましい、プラス18キロ。

 

更に、誕生日を確認する。

「4月2日生まれ」伸び代を見込めそうだ。

早生まれなら、少なくともためらっていただろう。

 

しかしながら最も幸運だったのは、前日のロイヤルパールス(6歳)とメイショウマンサク(3歳)の生産年が3年周期で重なっていたことだ。種牡馬別、生産者別データを整理しても、様々な条件でこの周期の面白い傾向が認められるが、流石に1分足らずでこの確認は出来なかった。

 

・・・

といった具合で、目を瞑って思い切り振ったら場外ホームランだった...が本音であり、後半上手く予想できず課題の多い週末でした(笑)。