【中山11RフェアリーS】◎スマイルカナ
日曜京都6Rのリベンジは後回しにして、素直に重賞予想を書こう。
【フェアリーS】
①キングカメハメハ産駒の
前走/東京芝1400m戦・1着馬の成績
2018年以降、キングカメハメハ産駒の芝1400m以下戦の全13勝の内、実に半数近い6勝が東京芝1400m戦だ。
さらに2015年まで遡れば、東京芝1400m戦を勝ったキングカメハメハ産駒は延べ10頭いるが、その次走を勝利したのは当コースを5馬身差で圧勝して次走も同距離の芝1400m戦だったトゥザクラウン1頭のみ。人気より下の着順が目立ち、この臨戦過程に信頼は置けない。
▼軽視馬▼
アヌラーダプラ
/父キングカメハメハ
/前走・東京芝1400m戦・1着
ゆくゆくは芝1200m路線で走っている気がする..
このところ当ブログの注目馬・軽視馬が逆噴射気味だが、徐々に傾向が見えてきた。
「2001年産種牡馬の産駒はデータを逆走する」
生産者別データを作っていると、消しデータで好走している馬や、逆に鉄板データで凡走している馬にはハーツクライ(2001)、ダイワメジャー(2001)、ブラックタイド(2001)の産駒が多いことに気付く。キングカメハメハも2001年産だが、今回のデータはそもそもキンカメ産限定データだから素直に軽視して大丈夫だろう。
②リボーを4代/7代祖先に備える馬の適性
1990年代からの血統ファンならご存知だろうが、「ブライアンズタイム産駒の叩き3戦目」という格言があった。有馬記念など中山芝重賞において産駒が数々の実績を残したブライアンズタイムだが、その活力源はリボーの3代隔世遺伝によるところが大きいと解釈している。
★注目馬★
スマイルカナ
/母内7代祖先にリボー
(キートゥーザミント~グロースターク媒介)
/叩き3戦目
前走が絶好の狙い目だったんだけどね..
今回もスムーズに先行できれば圏内だろう。
ポレンティア
/母内7代祖先にリボー
(ホイストザフラッグ媒介)
叩いたほうがベターだろうが、好枠を引いて侮れない。
現時点では思ったより人気していないが、ハーツクライ(2001)産駒だけに何かネガティヴなデータがある方が逆に妙味がありそうだ。直前のオッズを確かめたい。
セイウンヴィーナス
/母内7代祖先にリボー
(母父ダンスインザダーク内キートゥーザミント~グロースターク媒介)
赤松賞はスマイルカナに先着の6着だが、瞬発力勝負が合わなかった印象。
人気程の差は無い。
ウィーンソナタ
/父内7代祖先にリボー
現在ブービー人気。好枠と叩いた効果でどこまで太刀打ちできるか。
【京都5R3歳未勝利】
もう当たるまで3歳新馬・未勝利戦の予想記事を真面目に書いていこう。
①ダーレージャパンF生産馬の直近成績
【直近14週の芝1800m以下戦】
3着以内24頭(延べ頭数)の内、1着がなんと16頭!!
しかしながら、そのローテ別では15頭が中4週以上の間隔が開いており、中3週では芝1400m戦による1勝のみ。
▼軽視馬▼
サマービート
/中3週
休み明けでダーレーの主戦ビュイック騎乗の前走が勝負気配で今回の上積みは疑問だ。
②「2001年産種牡馬の産駒」は
内枠&奇数番枠で好走する
▼軽視馬▼
エブリワンブラック
/父ブラックタイド(2001)
/6枠12番
そもそも父ブラックタイドは種牡馬としてはオペラハウスの様なホームランバッターだろう。キタサンブラックの全弟といっても当然ながら能力が担保されているわけではない。
③昨年秋の京都芝好走馬
★注目馬★
ファルコニア
こちらは人気でも仕方ないだろう。
グリーンハイパワー
穴人気するかな..
④・・・勘
★注目馬★
特筆するべきデータは持ち合わせていないが、3日目の勘だ。
(週またいでまたリベンジかな?)