~血統ウェーヴ~

直系統に囚われない血統解釈で競馬の本質に迫る

【優駿POG】2020年産で当たる血統を探せ!

今週末はダービー、来週からは新馬戦が始まるといった今、久々のブログ更新だ。

早速、優駿POG2022-2023のリストを見ながら2020年産の血統解釈などを語っていこうと思うが、折に触れ新馬戦予想のコツなども交えていきたい。

 

まず、13年周期で捉えた2020年産の傾向からだ。

突然13年周期と聞いたら???だろうが、遺伝現象にはサラブレッドに限らず周期的な時間が密接に関係していると確信している。何故ならそれを定義することで数々の不思議が腑に落ちるからだ。別に13年でなくても構わないが、自分の血統観は13年周期の縛りで育っているので、それは丁度、人間の思考や価値観が言語に縛られている様子に近いと思う。

脱線した。

さて2020年産では、強い逃げ馬の出現に期待している。

今や競馬を知らない若者までがその名を知るサイレンススズカ。本馬の生誕は1994年(2020-26)だ。この世代のダービーがサニーブライアンの逃げ切りであることも重要な事実だが、これが13年周期の偏りなのか否か、現時点での私の血統観によれば期待十分だ。前進気勢がある、といったような関係者コメントは要チェック。また、同じ現象として強力な砂のスプリンターの出現も楽しみだ。POG向きではないがチェックしておくと面白い。来年のダービーが逃げ切りで決まったら少し自慢しよう(笑)

 

続いて2020年産では、2009年産種牡馬の産駒が当たりそうだ。

サラブレッドの生産年は繁殖馬となっても影響を与える。以前の記事で、ディープインパクト産駒が新馬や休み明けに強く出るのは、サクラバクシンオー産駒のそれと同じ遺伝現象であると書いたが、これも13年周期で血統を捉えれば顕著である..

話を戻そう。

端的に言えば、各生産年ごとに「当たる種牡馬の世代」がある程度予測できる。

それが、今年は2009年産種牡馬と言うわけだ。前述したダート適性や前進気勢を担保する繁殖実績があれば更にいい。

個人的に最も熱いのがジャスタウェイ。ダートでは地方交流G1の勝ち馬も出し、前進気勢が強いが淡白な競馬をする産駒も目立っている。これが、ズバリ2020年産で爆発するのではないか、と予測している..

 

皆さん、迷ったら取り敢えずジャスタウェイです!

 

競走成績からすると繁殖成績はイマイチ振るわないが、最高傑作が出現するなら今年か2年前の2018年産。ダノンザキッドも指名していたが(ちょっと自慢w)、貴重なハーツクライの直系を繋げて欲しい。

更に2009年産種牡馬と言えば、そう、みんな大好きゴールドシップ様だ。

...んーどうでしょうか、分からないからゴルシなんだよな..

 

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ここまで読んで頂きありがとうございます。

次回から具体的に指名馬を挙げていきたいと思います。