【宝塚記念】◎クロノジェネシス
久々のブログ更新だが、サボっていた訳ではない。
もともと、レース予想は発走30分前位にならないと身が入らない人間なのだ。
俗に言う「締め切り効果」というヤツですな。
しかしながら、年に数レース、何日も(何週も)前から不動の本命馬が決まっていることがある。
それが、今回のクロノジェネシスだ。
根拠は到ってシンプルだ。
宝塚記念は「母父父にノーザンダンサーを持つ種牡馬」の産駒が得意とするレースだからである。
サッカーボーイ、ダンスインザダーク、マーベラスサンデー、グラスワンダー、エンドスウィープ、これらは当レースの連対馬の父として名を連ねるが、全て母父父にノーザンダンサーを持つ種牡馬である。近年ではノーザンダンサーの血は後退して、この血統群の馬が宝塚記念で上位人気に支持されることは久しく無かったように思う。
サッカーボーイやダンスインザダークと同じく菊花賞馬を輩出しているバゴの産駒が、無観客の春のグランプリで天下統一する可能性は極めて高い。
さて、問題は対抗以下だ。
昨年のエリザベス女王杯と今春の大阪杯でそのクロノジェネシスに先着したラッキーライラックだが、その両レースでは共に同日の芝コースで他のオルフェーヴル産駒も勝利していた。本格化は間違いなくとも勝ち切ったのはトラックバイアスが味方した部分もあっただろう。今回はクロノに遅れを取ると見た。
当日の一番人気はサートゥルナーリアだろう。
このブログは全然読まれていないから本音を書くが、「シメシメ...」である。
何故なら前出の「母父父にノーザンダンサーを持つ種牡馬」の産駒の連対馬には当日一番人気に支持された馬が1頭もいないからだ。サートゥルがいなければクロノの一番人気も十分ありえたメンバー構成だけにありがたい。「母父父にノーザンダンサーを持つ種牡馬」の好走パターンは別の本命馬が早めに動いてズドン!と展開が嵌ることが多く、受けて立つ競馬では安定味に欠ける。
サートゥルナーリア、2着でいいぞ(心の声)。
上位3頭の強さは認めた上で、今年は伏兵にも魅力を感じる。
△ペルシアンナイト
/母母父父ノーザンダンサー
・ヌレイエフ媒介は2015年2着のデニムアンドルビー(10番人気)と同じで魅力十分だが、4着では一銭にもならんし悩む所だ。クロノが突き抜ける展開でシレっと馬券圏内...あるかな?
△トーセンスーリヤ
/父ローエングリン
・父ローエングリンの代表産駒であるロゴタイプはスプリングS→皐月賞と連勝しているが、国内の血統レベルが高まった1994年以降、産駒が同じパフォーマンスを見せた種牡馬はブライアンズタイム、サンデーサイレンス、オペラハウス、ネオユニヴァースに限られ、いずれもグランプリホース(宝塚or有馬)を輩出している。
さすがにここは敷居が高いとは思うが、ローエングリンを侮ったらあかんで...。
△レッドジェニアル
前走/鳴尾記念
・レースの質次第(重馬場や乱ペースで実戦感覚が重要になる展開)ではこういうローテの馬が穴あけそうなんだよな...
そもそも掲示板くらいにこれる実力はあるから、こっそり3列目にマークしておこう。
とは言え、男は黙って、クロノジェネシス!
男は黙って、クロノジェネシス!
男は黙って...もういいよ!
どうも、ありがとうございました~