【続】2001年産種牡馬の産駒は奇数馬番枠で好走する
今週末に行われる阪神JFが今年の中央競馬のベストバウトになるのではないか。
久々に胸の高鳴るG1レースだ。
2017年産
ノーザンFの誇るディープ産駒のエース牝馬と、
ダーレーが送り込む、大当たり年のハーツクライ産駒の真打の激突。
初対決を制するのは、リアアメリアか、ウーマンズハートか。
当ブログの予想の切り口はこうだ。
「ウーマンズハートの父ハーツクライは2001年産種牡馬である」
【2001年産種牡馬の産駒・限定データ】
現2歳&5歳世代の芝マイル戦成績/直近9週
(生産者リーディング15位以内集計)
▼3番人気以内で4着以下に敗れた6頭、全てが偶数馬番枠。
5枠6番 1番人気/5着
サクセッション/父キングカメハメハ(2001)
4枠4番 2番人気/6着
2枠2番 3番人気/6着
ストロングレヴィル/ハーツクライ(2001)
2枠2番 3番人気/7着
ラインオブダンス/ハーツクライ(2001)
4枠4番 3番人気/4着
ツクバゴールド/ダイワメジャー(2001)
8枠12番 3番人気/4着
つまり、同条件で奇数馬番枠に入って3番人気以内だった馬の馬券圏内率はなんと100%だ。過去の記事にも書いたが、ゲート先入れで待たされたほうが好走につながるのがこの血統群に顕著な特徴だ。
★さらに、1着馬/9頭の人気順を並べてみると、
偶数馬番枠・・ 1、1、1、2、3
奇数馬番枠・・ 1、3、4、5
勝ち度数こそ半々だが、偶数馬番枠で勝ったのは先週鉄板データでも紹介したノーザンF産の休み明け馬3頭と単勝1倍台のアブソルティスモ、残る1頭は芝マイルの新馬戦で好成績の社台F生産馬(3番人気)だった。要するに、「好走しやすい」という観点で言えば奇数馬番枠が有利であることは明らかだ。参考までに過去記事も貼り付けておこう。
直近9週のデータを観察すれば、産駒の世代/(3年周期)や距離別によって傾向が違うから一概には言えないが、現2歳世代/芝マイル戦に当てはまることは前述のとおりだから枠順発表を心待ちにしていよう。