【ディープ産駒】ノーザンF産と社台F産の傾向の違いを読み解く
生産者別分析の為のデータも少しずつ増えてきて今回扱うのは直近5週の成績だ。
※データは全て延べ頭数
<ディープインパクト産駒 ノーザンF産>
・条件問わず
3着以内 34頭
3番人気内で4着以下 15頭
4・5番人気で7着以下 6頭
<ディープインパクト産駒 社台F産>
・条件問わず
3着以内 21頭
3番人気内で4着以下 4頭
4・5番人気で7着以下 0頭
国内の大レースを席巻しているノーザンFだが、直近5週のディープ産駒の成績は安定度で社台F産に劣る。しかしながらこの程度では漠然として実際の馬券検討には役に立たないだろうから、さらに踏み込んでみよう。
<ディープインパクト産駒 ノーザンF産>
・東京芝/関西馬
3着以内 5頭
3番人気内で4着以下 0頭
・京都芝/関東馬
3着以内 0頭
3番人気内で4着以下 1頭
4・5番人気で7着以下 2頭
★関西馬による東京遠征の人気馬は信頼できるが、関東馬の京都遠征は結果が出ていない。
<ディープインパクト産駒 社台F産>
・京都芝/関西馬
3着以内 14頭
3番人気内で4着以下 2頭
★これが今回の特筆データだ。直近5週の社台F産ディープ産駒の安定した成績は、その多くが京都芝における関西馬によって重ねられたものだ。人気を裏切った2頭はいずれも芝2000mの新馬戦だからこの条件でのみ疑った方が賢明だろう。さらに、関東馬による京都遠征も重賞で2度結果を出しているところもノーザンF産より優れているといえる。
【まとめ】
今秋の東京・京都芝ではディープ産駒の人気馬の安定感はノーザンF産よりも社台F(千歳)産が凌駕しているが、これは特に京都芝で顕著な傾向だと頭に入れておこう。
東京芝の成績はノーザンF産が圧倒していて特に人気の関西馬に限れば鉄板級だ。