モンジューのひ孫     /〜血統ウェーヴ〜

直系統にとらわれない血統解釈で競馬の本質に迫る

【データ分析】今開催のノーザンF生産馬の傾向を探る①

競馬予想歴は20年近くになるが、血統分析に「生産者別」のファクターを取り入れたことが一度も無かった。自分が普段使っている東スポの馬柱には生産者の表記が通常無いから、騎手や厩舎に比べると格段に情報のインプットが少ない。JRAの公式ホームページの馬柱にも生産者の表記は無く、馬名をクリックしなければ確認できない。要するに血統・騎手・厩舎と比較すれば、生産者のデータはなおざりにされがちだ。

 

「血統」とは、競走馬に生まれる前から宿命づけられ生涯上書きされることの無い概念だ。それなのに、工業品の設計図の様にその適性や性格などの特徴が担保されている訳ではないから、血統予想とは元来が水物で危なっかしい。だからこそギャンブルが成り立つ、と言われてしまうと身も蓋もないが、私自身が目指す競馬予想は血統研究に裏打ちされた圧倒的なレース数における安定した回収率だ。ならば、「血統」という概念をより信頼できる「競走馬の設計図」に近づけなければならない。そこで白羽の矢を立てたのが「生産者」というわけだ。

 

「血統」は競走馬の本質では無く、本質の可能性に過ぎない。

人間で例えれば、幼少期から美味しいものを食べることで味覚が研ぎ澄まされて将来優れた料理人になる、といった具合に、こと幼駒~若駒の生産・育成が「競走馬の設計図」に最も重要なファクターであると考えるのは自然なことだ。特に実際のレースでは前走の着順と当日の鞍上がオッズに大きく反映されるから、逆にできる限り遠い昔の「仕込み」に着目するのは人気の盲点を突く上で賢い作戦と言える。

 

前置きが長くなってしまったが、今回が当ブログの転換期になると考えている。

 

「生産者別分析」において大事なのは、随時データを更新していくことだろう。施設だって新しくなるし、生産・育成方法は世代によって異なる上に血統別にも改良されていくからだ。

 

さて、やっと本題の今開催のノーザンF生産馬の傾向①だ。

 

芝1800m芝2000mの成績の差が顕著】

(東京・京都・新潟 10/5~10/21集計延べ頭数)

 

「芝1800m戦」

3着以内            ・・24頭 

3番人気以内で4着以下      ・・6頭

4・5番人気の伏兵評価で7着以下 ・・0頭

 

芝2000m戦

3着以内            ・・13頭

3番人気以内で4着以下     ・・15頭

4・5番人気の伏兵評価で7着以下 ・・6頭

 

!!!
まさかこんな事態になっていたとは...

天下のノーザンF生産馬がこの集計期間中芝2000m戦1番人気で馬券に絡んだのはフィリオアレグロ新馬戦1着だけだった。

 

とはいえ、大挙出走の天皇賞秋でノーザンF生産馬を嫌うのは無謀だ。

血統やローテーションを吟味すれば同じノーザンF生産馬でも伏兵のあの馬が浮上してくるのだが、後日にしよう。