【秋華賞】◎フェアリーポルカ
大型台風の影響を受けながら、何とか土曜京都競馬が行われた。
関東在住の私は台風の進路が気になって、流石に競馬予想に身が入らない。
そんな中だが、不良馬場だった土曜京都芝の血統傾向は読めている。
秋華賞と同じ3歳限定2000mG1の皐月賞で過去10年良馬場以外で行われたのが3回あるが、これの3着以内馬の血統傾向とのシンクロが顕著だ。
[土曜京都2R]
2着 ダンツイノーバ(10番人気)
母父アグネスタキオン
[土曜京都5R]
2着 アステロイドベルト(1番人気)
[2018年 皐月賞]
2着 サンリヴァル(9番人気)
[土曜京都5R]
1着 テイエムフローラ(6番人気)
[2018年 皐月賞]
3着 ジェネラーレウーノ(8番人気)
[土曜10R]
1着 メイショウハニー(6番人気)
[2010年 皐月賞]
1着 ヴィクトワールピサ(1番人気)
日曜の午後に晴れたとしても、恐らく秋華賞史上最も遅い勝ち時計が記録されるだろうから、この血統バイアスの信頼性はかなり高い。ならば、うってつけの馬がいる。
重賞に格上げされた紫苑Sで連対した関西馬は過去2頭とも秋華賞を優勝している。鞍上三浦騎手は中央G1未勝利だが、私の主観ではここまで期待させる馬で挑戦するのは今回が初めてだから単勝を買っておきたい。本来G1レースでは後半のメーンレースに向けて馬場を読み勝負勘を高めていく騎手が活躍するが、今回は土曜東京が中止になった上に火曜まで開催があるイレギュラー週だ。これまでの傾向が崩れて午前中のレースに強い三浦騎手の手腕が発揮されてもおかしくはない。
前出の2018年皐月賞の優勝馬はオルフェーヴル産駒のエポカドーロだった。土曜京都芝では有力オルフェーヴル産駒の出走がなかったが、当然日曜京都では注目の血統だ。