現在の日本の生産界はノーザンファームが席巻している。 そのノーザンF生産馬の約半数はサンデーレーシング、キャロットクラブ、シルクホースクラブのいずれかに所属しているが、これらの馬の育成方針やローテーション、騎手の起用などの権限はどこにあるの…
前回の続きだ。 ーーーー データのレシピ ーーーーー <無観客>直近9週分 <観客有>無観客以前の直近9週分 □対象は生産者L上位概ね50位以内の生産馬 □好走データは、 ・2・3歳限定戦の2着以内(3歳未勝利戦を除く)、 ・特別戦(重賞含む)の2着以内…
前回の要領で表題に取り組んでみよう。 ーーーー データのレシピ ーーーーー <無観客>直近9週分 <観客有>無観客以前の直近9週分 □対象は生産者L上位概ね50位以内の生産馬 □好走データは、 ・2・3歳限定戦の2着以内(3歳未勝利戦を除く)、 ・特別戦…
早いもので無観客競馬のデータも9週分まで増えたから、その傾向を探ってみよう。 直近18週に着目すれば観客有/無のデータが半々となって面白い発見があるかも知れない。 まず、久々のブログ更新になるので自作の生産者別データのレシピを再確認しておこ…
年明けから、自作の生産者別データの改良の為の試行錯誤を続けているが、その半数程を捨てることにした。 削除データ ・新馬/未勝利戦の全データ ・全レースの3着(好走)データ 目的は主に増えすぎた好走データを「より強い相手による、より上の着順」に…
「権限厩舎」の定義は週中に書いている。 簡単に言えば、日高産馬/リーディング下位騎手で好成績を挙げている厩舎だ。 今回はこれに社台F生産馬も加えて、昨秋以降の成績が優秀な厩舎をピックアップする。基本的には過剰人気になりやすいノーザンF生産馬…
能力、適性、調子。 レース予想における競走馬の評価軸は、主にこの3つであると考えている。 実際のレースではこれに枠順や騎手の駆け引きによる「展開」といった不確定な要素が加わるから、予想は難しい。 ではまず、競走馬の「能力」について考えてみる。…
最低人気(16頭立て)で2着。 フェブラリーSのケイティブレイブである。 過去の実績なら他馬に引けを取らないどころか有力視されても不思議ない。 最低人気に甘んじた最大の要因は、今年連対ゼロだった長岡騎手の起用だろう。 実際、昨年の有馬記念では…
競馬におけるリーディングといえば主に、 種牡馬、騎手、調教師、生産者が挙げられるが、この中で騎手だけが仲間はずれである。さあ、理由を考えてみて欲しい... 正解は、騎手だけが2文字である...というのは冗談として、 種牡馬、調教師、生産者の3つは同…
調子が上がってきた。 今週も、シンプル・イズ・ベストだ。 直近データ(6週分)は1週間では大きく変化しないから、今回は趣向を変えてノーザンF生産馬の厩舎別成績を分析する。 仕分けの方法はザックリと、2019年・調教師リーディング(勝ち数)51位以…
シンプル・イズ・ベスト。 年明けから、増えた独自の生産者別データの加工の試行錯誤に四苦八苦してきたが、ようやく最も有効な方法にたどり着いた。 「直近6週分だけ抽出」である。 血統傾向は同日の午前と午後で一変するくらい水物と言ってもいいが、「生…
昨年から「優駿POG」に参加している。 一般的なPOGとは違い、雑誌で取り上げられた241頭のみがその選択対象となっているのが面白い。その241頭の中にはホープフルSを勝ったコントレイルもいて、仮にこれに皐月賞、ダービーと勝たれたら指名していない…
前回の記事の要点をまとめよう。 AノーザンF生産馬の最強消しデータが金子真人H所有馬には該当しない。 BノーザンF生産馬でも、看板馬がマイネルやコスモの厩舎の所属馬は人気薄の期待値が高めだが、同厩舎でも大クラブの所属馬は例外。 これだけで十分…
コツコツと自作している生産者別データが直近18週分まで増えた。 データの抽出対象は、 生産者リーディング(2019年/勝ち数)34位以内の生産馬 ①3着以内 ②3番人気以内で4着以下 ③4、5番人気で7着以下 に絞っているが、この好走・凡走データの延べ頭数…
日曜京都6Rのリベンジは後回しにして、素直に重賞予想を書こう。 【フェアリーS】 ①キングカメハメハ産駒の 前走/東京芝1400m戦・1着馬の成績 2018年以降、キングカメハメハ産駒の芝1400m以下戦の全13勝の内、実に半数近い6勝が東京芝1400m戦だ。 …
今年から生産者別データの対象をリーディング(2019年勝ち数)の34位までに大幅拡張したのだが、細かすぎて上手く活用しきれない。もっと抽象的に把握できないものかと試行錯誤した末、「生産地で分ける」という方法に落ち着いた。 具体的には、日高地区の生…
生産者別分析もデータが増えてくると解釈が難しくなってきた。 これまで主に血統・世代・ローテに着目して活用してきたが、それだけでは好走・凡走の線引きが上手くできない条件が目立ってきたのだ。 「まずいな..」 正月開催を終えて、もう一度真剣に自作の…
昨秋から血統予想の精度向上の為に始めた生産者別分析だが、今年はもう少し深く掘り下げていこうと思う。早速、正月休みを使ってデータをリーディング15位以内から34位以内まで拡張した。 「34」という数字に特に思い入れはなく、単純に昨年の年間勝利数が「…
実はこの記事は、タイトルから内容まで全て書き改めたものだ。 昨晩、もう年も明けようかという時刻に、競馬ファンとしての具体的な今年の目標と決意をここに書いている最中だった。何の気なしに自動再生にしてあったユーチューブから聞こえてきたのは、数年…
※データは全てノーザンF生産馬/直近12週分の延べ頭数 ①芝マイル戦における休み明け(中9週以上)成績/世代別 3年周期で分けた世代別データだ。 <2歳&5歳世代> 3着以内 ・・21頭 3番人気以内で4着以下 ・・ 3頭 4・5番人気で7着以下 ・・ …
2019年の中央競馬も残すところあと1日。 競馬の他にこれといった趣味は音楽鑑賞くらいだからホープフルSの開催はありがたいが、1年が金杯で始まり有馬記念で終わるという感覚は変わらず、28日は2019年と2020年の間の、エクストラステージといった気持ちだ…
16頭、全ての出走馬、出走馬に関わる全ての人々に敬意を表します。 「血統ウェーヴ」では、コース適性における血統解釈を大きく4つのタイプに分けている。 ①ハリーオン(4/4)/直線の長い、広々コース向き <ハリーオン(1913)を7代祖先(産駒から4+4…
雨の中、気温も低い 朝早くから パドックの最前列で真剣に馬を見つめる人々を画面越しに見つけると 心強くなる 高校生の頃から大好きだった競馬が、令和になった現在でも その魅力やミステリー性を失わず、そこにありつづけることに幸せを感じる。 先週土曜…
数学的な厳密な定義は別として、競馬予想における「期待値」を考えるならばおおよそ P データや情報から得られる(ぼんやりとした)好走確率 × X オッズ とイメージするかも知れない。 しかしながら、これには大きな違和感がある。何故なら、 「競馬は確率…
今週末に行われる阪神JFが今年の中央競馬のベストバウトになるのではないか。 久々に胸の高鳴るG1レースだ。 2017年産 ノーザンFの誇るディープ産駒のエース牝馬と、 ダーレーが送り込む、大当たり年のハーツクライ産駒の真打の激突。 初対決を制す…
POG-INFOさん(以下敬称略)の配慮のおかげか、当ブログのアクセス数もほんの僅か伸びた気がする。もともと何の気なしに書き始めたブログだが、そのアクセス解析がきっかけでPOG-INFOの予想メンバーとして参加することになったのだから人生…
//生産者別データは全て直近8週分// 昨日の続きだ。 ④4歳世代の芝1600m戦/休み明け(中9週以上)のローテ成績 生産者リーディング15位以内集計 3着以内 ・・10頭 3番人気以内で4着以下 ・・ 0頭 4・5番人気で7着以下 ・・ 0頭 3着以内に…
//生産者別データは全て直近8週分// 秋の東京・京都開催は台風などの雨の影響で道悪競馬も多く、コース適性が不問になるケースも多かったから開催替わりでも距離に関連したデータは活用できそうだ。 では、まずは生産年/3年周期に着目したデータから…
データは全てノーザンF生産馬/直近7週の延べ頭数 まずは復習から。 ①ダート1400m以下戦/中3週以内のローテ成績 3着以内 ・・3頭 3番人気以内で4着以下 ・・9頭 4・5番人気で7着以下 ・・4頭 先週も3頭該当して3着以内無し。人気馬は疑って…
「ダノンキングリーの分析にノーザンF生産馬のデータを適用するか?」 実に悩みどころだ。 それはさておき、 ①芝マイル戦のG1レースで連対したディープインパクト産駒の世代/3年周期 延べ頭数 現5歳世代/3年周期 ・・9頭 現4歳世代/3年周期 ・・…